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テーマ仕事について

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「手間のある効率」を目指して、
今年から新たな生産ラインを導入。

戸ヶ崎
いま特に力を入れているのは、手間と効率との両立です。従来の共同作業の「ライン生産」に加えて、今年から個人作業の「セル生産」を導入しました。セル生産はひとりでひとつのデザートを最初から最後までつくり、多品種小ロット生産ができるため、嗜好が多様化する中でこれまで以上に取引先さまのニーズにお応えできます。ドンレミーの商品をより多くの方に楽しんでいただくためには大量ロットの商品をスピーディーに安定した品質でつくる「ライン生産」は大切。ですので、手間のかかるセル生産と、効率が重要なライン生産をうまく両立できる方法を仲間と知恵を絞り出してチャレンジしています。仲間と大きなミッションに取り組むことは誇りに思いますし、ミッションを達成した時の満足感は最高ですね。
板垣
私はセル生産に取り組んでいます。以前、個人店で洋菓子をつくっていたのですが、その時と同じように商品の状態などを確認しながら、ひとりでひとつのデザートがつくれるのは魅力ですね。ライン生産では素早くフルーツをのせていく必要がありますが、イチゴなども一つひとつ見栄えがちがいます。ですから、大きさや色など、自分がのせたいフルーツを選べたり、自分のこだわりや工夫がいかせます。また、月替わりで商品が変わって、最初から最後までひとりで得意なことも苦手なこともできるので、日々成長していくのが自分でもわかります。すべて自分で仕上げたという達成感と、そのデザートが店頭へ、そしてお客さまの元へいくという責任感もやりがいのひとつ。お菓子づくりを目指すひとにはきっとやりがいがあると思います。
青木
製造現場でライン長をしている青木です。私は「ひと・もの・お金」の管理をしています。ひとは人材の育成、ものは製品や製造工程での効率化、そしてお金はいかに無駄をなくすかなど、さまざまな改善ができるのはやりがいがありますね。たとえば朝から夕方まで同じものをつくり続ける商品はライン生産が有効ですが、小ロットでは人員が過剰になります。それを解消するために、セル生産を取り入れました。大量ロットの商品はライン生産、ラインではつくれない商品はセル生産と使い分ける。常に燃費のいいほうを選択するという点では「ハイブリット車」のようなイメージですね。セル生産で新たなことにチャレンジできる。それに、セル生産はマンツーマンで教えますので、技術の向上という点でもしっかり人材育成ができるのも魅力です。
上村
私はデータの観点から生産性、効率化を考えています。同じ作業でも個人で商品の仕上がり、製造時間などにばらつきが出るので、毎日実績を取りながら細かくデータ化して個人差をなくし、みんなが同じレベルで同じ商品がつくれることを目指しています。でも、実際はデータだけでなく、現場でないと分からないことが多いんですよ。たとえば原料の置き方ひとつでも、理論的には目の前に置くほうが効率的に作業がしやすいはず。しかし、現場の声を聞いたり、実際に自分で作業をしてみると別の方法がやりやすかったということも多くて。それをどのように統一するかは難しい課題ではありますが、日々力を注いでいます。新商品が多く、毎月アイテムが変わっていくので臨機応変に、できるだけ多くの現場の声を聞くように心がけていますね。
富澤
ライン生産を担当している入社2年目の富澤です。実際にライン生産でどのようにすると効率がよいかを見て、ひとの配置やつくり方の改善に取り組んでいます。ライン生産は大勢でひとつの商品をつくるので、効率よくできればその人数を有効活用できます。数が多い商品でも短時間でつくることができるので、いかに効率よく、無駄のない人数と時間で大量の商品をつくるかを考えています。自分のアイデア次第で仕事のやり方や製造方法を改善することができますし、私のような若手社員の考えやアイデアを先輩や上司に伝えることができる環境なので、積極的に意見を出していますね。

いままで以上にきめ細かく、お客さまのご要望にお応えしたい。

稲野辺
私の企画課は商品開発を担当しています。いまチャレンジしているのは、新しい定番商品をつくることです。おかげさまで、2017年のモンドセレクション金賞を受賞したプリンアラモードなど、定番のロングセラー商品は多数ありますが、さらに新しい定番デザートを開発したいですね。ただ、実際に開発チームで「こんなものつくりたい」とテーブルの上で考えていても最終的に工場でつくれるものでなければ意味がありません。じつは「これつくってみて」とお願いしたら製造チームのみんな嫌がるだろうな・・・という企画商品もいままであったんです。でも、ライン生産ならできないだろうけど、セル生産だったら可能という商品も製造チームが対応してくれるようになり、企画提案の幅が格段に広がりました。特に、小売店のPB商品(プライベート商品)は細かいオーダーがありますので、セル生産でお願いするものが増えました。いままで以上にお客さま、取引先さまのご要望に応えられることで、ドンレミーの強みが増えたと、日頃の業務の中でも実感しています。
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